2021年10月14日 (木曜日)

岡山県立水島工業高校建築科で講演会を行いました

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少し前になりますが、岡山県立水島工業高校建築科からご招待を頂き、建築科の学生さんに向けて、講演会を開かせて頂きました

演目は「建築という仕事の魅力」とさせて頂きました

私の経験に基づいて、主には建築設計の面白さや、やりがい、また現場の醍醐味、大変さについてなど、色々なお話をさせて頂きました

2時間近い長丁場にも関わらず、本当に真剣にお話しを聴いて下さいました

自分の若かりし頃も思い出しながら、お話をさせて頂きましたが、将来建築を志す方々へ、少しでも参考になれば幸いです


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2021年9月27日 (月曜日)

古民家らしい大きな梁

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古民家らしい大きな梁が見事です

カラーLEDが、まるで空のように見えます

美しい空間になりました

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2021年9月25日 (土曜日)

古民家再生 完全間近となりました

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設計から1年近くかかりましたが、取り組んでいた古民家再生が完全間近となりました

完全したらまた小野コーポレーションのホームページでご紹介したいと思います

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2021年7月16日 (金曜日)

階段、ササラを刻む

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現在取り組んでいる古民家再生も後半戦に入ってきた

いよいよ大工が階段のササラ、段板を刻む

設計でも階段は見せ場、今回は箱階段のイメージでデザインしてある

出来上がりが楽しみだ

最近は、既製品や、プレカットの階段がほとんどの中、手間を入れて、あえて手刻みでヒノキを刻み、階段を組む

墨付けや刻みのできる大工が少なくなっている現在

見せ場に突入してきた

これからが更に楽しみだ

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2021年7月13日 (火曜日)

久しぶりに倉敷美観地区を散策

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久しぶりに倉敷美観地区を散策した

古民家再生を始めた頃は、よく図面を描く手をとめて、美観地区に来たものだ

今の私は、真備と倉敷中心部に半分づつという生活だが、子供の頃は、この近辺に住んでいて、美観地区はかっこうの遊び場だった

だから、今もここへ来ると落ち着く

力を入れた古民家再生をやっているときは、よくここへ来る

江戸時代から建つ建物に力をもらい、また設計に取り組む気力が湧く

不思議な場所である


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2021年7月 1日 (木曜日)

和の力作に泊まる

79bed8ad53c447baa41c831ebbc587ce緊急事態宣言も解除されたので、久しぶりに、旅館に泊まった

自然をより身近に感じてもらおうとする設計者の意思を感じる

この手が届く軒の低さ、渋すぎる

設計者が力を注いだ建物は、その出来、不出来に関わらず、その意思を感じ取る事ができる

色んな場所に座り、いろいろな角度で景色を切り取り、感覚を研ぎ澄ます

私も何度もチャレンジしたが、敷居は6本ひをついている

私は最高8本までやった事がある(笑)

悲しいかな、設計者の想いも虚しく、6枚のうちの3枚の建具は、戸袋の中で壊れていた

出来るだけフルオープンにしたい、外と内の曖昧な土間空間

それが気持ちがいい

久しぶり、唸る建物に泊まった

最初はかなり古びた、少し臭いのする空間で、長い時間過ごせるかなとまで思ったのだが、、、

何十年経っても設計者の力量は伝わるし、また造った人の、並々ならぬ仕事ぶりに感服した

願わくば朽ち果てそうなこの建物、旅館の方にその価値をわかってもらいたいと思った

新築当時は相当に美しいものであったろうと思うが、また年月を経て、味のある建物になるよう、メンテナンスをして欲しいと思った

古くなった良さ、というものは確実にあるのである

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2020年6月 9日 (火曜日)

古民家再生〜隅木の交換〜築150年

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現在、築150年以上と思われる古民家を修復している。

屋根を支える大切な部材、隅木。

もう何度この交換を手掛けただろう。

一番難儀をするところであり、技術力が問われる場面だ。

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古い隅木はもうボロボロだった。

150年の風雪に耐えて、屋根を支えてきた。

下から見るとまだまだ綺麗で立派。

だか、私の長年の経験から、交換すべし!と判断は早かった。

案の定、材はほとんど空洞化していた。

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元と同じように加工する。

少しでも形が異なると元の処へ収まらない。

大工も神経を使うところだ。

いつも不思議に思う。

150年も前、江戸時代の職人がした仕事が目の前にある。

そして、150年前の職人が刻んだ様に、同じように材を刻む。

150年前の職人がやった事を、今の職人が考えて、あぁ、だからここを削ってるのか、、、と納得して、また同じように仕事をする。

それがどうした?と言われれば答えようがないが、私はそういう事が、ものすごく好きなんだと思う。

そうとしか言いようがない。

ロマンを感じるのだ。感動する。

そういう仕事はそうそうあるものではない。

古民家をやっていると、つくづく自分はいい仕事についたと、毎度思う。

そういう仕事を多くさせてもらえている人生に感謝している。

「建築」

は素晴らしい。

この建築も、見事に甦って欲しい。


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2020年1月23日 (木曜日)

リニューアルオープン以来、多くのお客様にご来社頂いております

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私の敬愛するコルビュジェのデザインしたLCの家具にお座り頂いて、100インチのプロジェクターにて、私の今までの建築作品をご覧頂いております。

オーディオにもこだわり、極上のサウンドと、美味しい珈琲と共に・・・・。



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打ち合わせスペース。

お打ち合わせは、ヤコブセンの真っ赤な椅子で、お寛ぎ頂きながら・・・・。

ヤコブセン。良い物は、作られ続けます。現代でも通用するデザインと、極上の座り心地です。

ここからまた、新たな、良い設計と良いアイディアが生まれる予感・・・・。

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2020年1月 6日 (月曜日)

本日より仕事始め

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本日より仕事始めです。

倉敷と総社、それぞれ一軒づつ、工事着工させて頂きました。

 

さて、写真は、金毘羅歌舞伎大芝居(金丸座)です。

休み中、見学に行ってきました。

江戸時代にできた芝居小屋がそのまま残っています。

天井裏を見ると鉄骨でかなりの構造補強をしていました。

この日は、担当の方が非常に詳しく解説をしてくれて、大変勉強になりました。

 

古い建物は、本当に好きです。

特にここは独特の雰囲気があり、

まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持になりました。

 

100年以上も前に、この大空間を柱一本も途中に入れないで、実現している

その設計力と技術力に感心しきりでした。

お正月からいいものを見せて頂けました。

 

古くて良いものは残していかなければならないと心を新たにしました。

今年もよろしくお願いします。

 

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2020年1月 3日 (金曜日)

新年明けましておめでとうございます!

旧年中は大変お世話になりました

おかげさまで、昨年で災害復旧も終わり、今年のお正月は、ずいぶん、ゆっくりのんびりと過ごさせて頂いております

鋭気を養い、次なる事業展開と仕事に備えようと思います

本年もよろしくお願い申し上げます

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(本社夜景)


※カラーLED照明

自邸で上手くいったので、本社再興で使ってみました

最初は、色が付いている明かりは、目がおかしくなるんじゃないの?などと心配しましたが、案外にいいもので、普通の明かりと混ぜて使うとより自然な形で馴染みます

今後使う所があるんじゃないかと

照明計画は建築において非常に重要で、私も計画に多くの時間をさきますが、今後、間接照明、建築化照明と絡めて、住宅でも使える手法の一つになっていくのではないかと思います

今回の復旧で、LEDについて、かなり研究し、実践しましたから、今後の設計に活かしていこうと思います


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2019年12月28日 (土曜日)

12月29日(日)付け「山陽新聞」朝刊に私の取材記事が掲載されます。

先日、山陽新聞の記者さんが、弊社に来て下さり、取材をして下さいました。

明日、12月29日(日曜日)の朝刊に記事が掲載されるということなので、

よかったらぜひご覧ください。

 

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本日にて今年の業務終了、全体会議と食事会

本日は大掃除。

社員全員で、全体会議の後、食事会で、一年の締めくくりです。

来年は6日(月曜日)から仕事です。

皆様も良いお年を!

 

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2019年12月23日 (月曜日)

本日リニューアルオープン!沢山のお花を頂きました

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本日無事にリニューアルオープンしました

沢山の方に、沢山のお花を頂きました

お祝いの電話やお言葉も沢山頂きました

本当に沢山の方に支えられて、支持して頂いて、今の私や会社があるんだなと、本当に実感しました

今日で災害復旧は終わり、「けじめ」です

復旧をはじめた時は、果たして終わりがあるのか、と途方に暮れたこともしばしばでした

なんとか全てを元通りに出来たのは、本当に皆様のおかげです

今後は、本業に専念し、更にご支援に応えられるだけの仕事をしていかねば、と心に誓いました

本当にありがとうございました


※本社はただ今、蘭の展示場のようになっています

  「圧巻」です!

ありがとうございます



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2019年12月22日 (日曜日)

12月23日(月曜日)10時〜本社リニューアルオープンします!

昨年の西日本豪雨災害で、弊社本社ビルは、約3メートル浸水しました

この度、その本社ビルを、リニューアルし、一階をショールームとしてオープン致します!

私の作品を大型プロジェクターでご覧頂けるようにしております

当日は、私がご案内致します

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さいませ

よろしくお願い致します

株式会社 小野コーポレーション 

代表取締役社長 小野明

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2019年12月21日 (土曜日)

本社ビルのリニューアルが完了しました

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どうしてもお客様のお仕事を優先する為に、ずいぶんと時間がかかってしまいました

ただ、そのおかげで、充分な乾燥時間も取れましたし、じっくりと再生に取り組めました

これにて、昨年の西日本豪雨災害によって、被害を受けた5つの建物のうち、4つを完全再生、一つを解体撤去し、跡地を整備、完全に復旧を終えました

本当に長かったですが、応援してくださった皆様のおかげです

ありがとうございました




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2019年4月16日 (火曜日)

あり得ない光景~パリ、ノートルダム大聖堂の火災~

突然、あり得ない光景がテレビの画面に広がった。

911テロでアメリカの象徴が崩れ落ちた時と同じくらいの衝撃が走った。

フランスの象徴の一つ、ノートルダム大聖堂。もう1000年近くもそこにある、歴史的建物。

 

ショックだ。

 

若かりし頃、二か月、フランスにいた。ここノートルダムの近くに宿を取り、

そこを拠点にフランス全土を旅した。

ノートルダムがある、セーヌ川沿いの景色は、それはそれはどこから見ても西洋絵画そのもので、

景色自体が芸術品である。

その一番のシンボルが・・・。

あの美しいステンドグラスも失われたか・・・。

その喪失感は、新しい建物と比較して、比べられないほど大きい。

それは、歴史的建造物は、二度と同じものは作れないからだ。

それは形としては作れるかもしれないが、

その歴史までは作り直せないからだ。

 

建築とは儚いものである。あれだけの価値があるもの、多くの人の努力によって守られてきたものが

一瞬にして失われてしまう。

 

私は、阪神淡路を経験し、我がの事務所も以前、失火で焼失した経験がある。

そして今回の水害でも、多くの建物を失った。

この、二度と取り戻せない、という喪失感。

 

消防設備はどうなっていたのか、ここまで火災が広がる前に、止められなかったのか。

何もかももう遅いのだ。一度失われたものはもう戻らない。

ノートルダムはフランスを象徴する建物だが、否、フランスというより、我々東洋人にとっては

典型的なヨーロッパを代表する建築物、という認識ではないか・・・。

 

残念という言葉だけではいい表せない気持ちだ。

 

 

 

 

 

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2019年4月15日 (月曜日)

大好きな広島美術館へ来ました

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久しぶりに広島に出張した。

仕事の合間に、わずかな時間ができたので、タクシーで直行した。

大好きな広島美術館だ。この美術館は、私の古巣「日建設計」が設計したものだが、建物も素晴らしいが、

展示されている絵が、本当に素晴らしい。

 

 絵は大好きだ。

 

見ることも描くことも。中学、高校と美術部だった。いろんな絵を描いてきたが、

建築をやるようになって仕事で絵を描くのであまり描かなくなったが、子供の時から、ちょっとスケッチをしても

だいたいパースペクティブな絵になっていたし、まわりからはずいぶん褒められたり、賞をいただいたりしたものだ。

特に練習した記憶もない。手前味噌で心苦しいが、こればっかしは生まれながらの才能であろう。

 

いい絵を見ると癒される。絵とは、美とは、それは癒しである。

災害復旧で、自分では気づかないうちに、疲れているのだろう。だからこそ、絵を見て涙が出るほど、ため息が出て、癒される。

物を造る者にとって、絵を見て感動するという感性は非常に大切である。

また、美しい絵を見ることで、感性は磨かれる。

 

丸い外観の建物は、中もその通り、円を描きながら回遊する。館内は全て優しい光がで彩られている。

一つの絵の前に30分以上いた。

ここは本当に優しい絵がたくさんある。

 

私はシャガールが大好きなのだが、あの淡い微妙な色使いは、印刷を見てもわからない、伝わらない。真筆を見て、初めてこのように描いてあるのかと感動する。そして本当の色が伝わってくる。

印刷はどんなに巧妙にできていてもやはり力がない。

私は絵画を購入するときは、あまり高名な画家の絵は買えないとしても、できるだけ真筆を買うようにしている。もちろん美術館にあるような絵は、印刷を買うしかないが、あまり伝わってこない。

絵には描いた人の人生のすべてが注ぎ込まれている気がするのだ。そこから何か心に響いてくる。

 

絵を見るのに、難しい知識はいらない。心で感じるままでよい。

一番大事なのは自分が好きかどうかということだ。

 

そうやってできるだけ、忙しい仕事人生の中でも本物を見て、感性を磨く努力を若い時から続けてきた。

才能は生まれつきのところが大きいが、センスは努力によって磨かれる。

 

 

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2019年1月 7日 (月曜日)

新年、あけましておめでとうございます。

新年、あけましておめでとうございます。

昨年は、思いがけない水害被害にあい、本当に忙しい年でした。

多くの方にご支援を頂き、一歩ずつ、復旧に向けて前進しております。

ありがとうございます。

今春の完全復旧を目指しておりましたが、被災した建物も多く、また、職業柄、いい加減な復旧もできない、ということで、夏頃までには・・・・と思っております。焦りは禁物と思っています。

今年の夏で被災してから一年になります。その頃には、この真備町も、店舗、病院、インフラを含め、かなり元の状態に戻っているのではないかと期待します。

結局、地域コミュニティが復旧しないと、自分たちだけが元に戻っても、生活は成り立たないことを実感しております。

おかげさまで、本業の仕事、業務の方は、被災直後から、被災前と全く変わらない状態で行えております。

会社の業務に関わる、倉庫や重機、道具関係等々は完全に元に戻っておりますので、あとは建物の復旧だけです。

こだわらなければ・・・・もっと早く・・・とは思いますが、本社一階をショールームに改装したり、その他もこの機会にリフォームしたりと・・・・職業柄、だんだんとやることが過剰になってきます。

本業は今まで通りやりながら、復旧は少し腰を落ち着けて・・・と思っています。

全国で多くの方にご心配を頂き、古い友人、知人からも多くの心配のメールや電話など頂き、ある意味、災害があったから再会できた方もおられ、その点は良かったと思います。

今年はまさに復興の年となると思いますが、真備町全体が復興していって、また地域の皆様が早く故郷に帰ることができればいいなあと思っております。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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2018年10月29日 (月曜日)

丹下健三氏と浦辺鎮太郎氏の作品が並ぶ街並み

D1巨匠、丹下健三氏が設計した、旧倉敷市庁舎。

現在の倉敷市美術館。久しぶりに訪ねてみた。

中に入ると、改めて思うが・・・・・コルビジェのパクリ(笑)。

(コルビジェとは、20世紀最も有名なフランスの建築家です)

この窓の深い切れ込みはまさに「ロンシャンの教会」を彷彿させる。

そしてこの赤、青、黄色等の原色の使い方も、コルビジェがよく使ったデザインである。

私は若かりし頃、二か月ほどフランスに滞在し、パリを中心にコルビジェの作品を実際に見て回った。

この時代、コルビジェは偉大でああり、1960年代は、これが許されたのであろう。

我々の世代も、直接的ではないが、コルビジェの影響を受けた先生方から、建築の師事を受けたので、結果的に、コルビジェの影響は大きいと言える。

特にコルビジェの著書は若い時、貪るように読んだのである。コルビジェの代表的な言葉に「機能と形は一致する」「住宅は住む機械である」・・・というような呪縛に、今でも心の奥底で縛られているのは事実である。

また、真っ白に塗られた一面のただの壁(笑)に美しさを感じてしまうのも事実である。

実際、意味のない、すなわち機能のないデザインの為のデザインをするとよく教授から、「このデザインに意味はありましたか?」というようなことをよく聞かれた。

いわゆるモダニズム建築の洗礼である。ポストモダンとなり、その後はなんでもありの建築業界であり、もちろん、私自身も機能を伴わないデザインをすることはたびたびあるが、実はいまだに心の中で少し良心が痛むのである(笑)。

そして、やはりいまだに、コルビジェからの安藤忠雄、槇文彦、谷口吉生・・・・といった直線を基調とした、シンプルなデザインをする建築家の作品が好きである。

ただ、住宅でそれをやると、たいがいは女性から嫌われる。住宅設計をやっていて、奥様に嫌われたら終わりである(笑)。やはり女性には、木を使った丸みのある、優しいデザインが好まれる傾向がある。

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このコンクリートのベランダ(笑)もコルビジェ。

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設計課題でやるような、シンプルな横梁の連続。

これだけばかしの梁の下部をわざわざのぞかせなくても、梁下に天井を張れば配線もできて楽なものを・・・わざわざ見せる。

私も木造でこれをよくやる。これはこれで美しいものだ。

ルイスバラガンの木造建築でもこの梁はよく見るが、彼もコルビジェの信者なのだろうか。

ただ、今見るとこれだけの大スパン吹き抜けを横梁だけ、しかも当時はプレストレスなどかけてない普通のRC梁だと思うが、耐震上大丈夫なのだろうか?と心配になった。

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玄関周りのリブ列柱。連続して美しいようであるが、見ようによっては冷たく、牢屋の縦格子のようにも見える。

ここからは、郷土倉敷を代表する建築家、浦辺鎮太郎氏の倉敷中央図書館。

浦辺氏は倉敷アイビースクエアの再生や、私の親戚でもあった旅館倉敷の再生、倉敷国際ホテル、今の倉敷市庁舎など、倉敷の代表的建物を設計した建築家である。

私は大学院の学生の時、教授から浦辺さんの事務所を推薦されていたので、日建設計に合格しなかったら、浦辺さんの事務所に入っていたかもしれない。

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鋼製の建具、サッシュ。

勿論、全て特注だが、近くで見るとコンクリート打ちはなしがうまくいかず、際をモルタルで塗りたくっているのが、痛々しく、苦労の跡がみえる。

ただ、自分の作品でもこういうリブや縦の上げ下げサッシュなどをよく使い、やはり若い時からいろんな建築を見て回り、気が付かないうちにその影響があるんだなあと思う。

建築をやっている人は、住宅設計しかしない人も、住宅メーカーが建てている建物やその辺のマンションだけではなく、名建築を見て回り、スケッチして勉強することをお勧めします。

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美術館と比べると、中はなんとなく温かみがあるデザイン。

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今日も倉敷川はいつもと変わらず穏やかに流れていた。

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2018年9月 6日 (木曜日)

匠たくみ~岡山のプロフェッショナル~記事をアップしました

先日、報告させて頂きましたが、山陽新聞で、私、小野明が、

匠(たくみ)~岡山のプロフェッショナル~

として紹介されました。

「小野コーポレーション」のホームページに記事をアップしましたので、

新聞をご覧になられていない方はぜひ、ホームページからご覧下さい。

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