2018.01.01

明けましておめでとうございます~夜の倉敷を散策~

1c今日もまた、倉敷を散策した。

倉敷川にライトアップされた建物が映り込み、まるで絵のような美しさだった。

昼間よく訪れる美観地区も夜の散策は全く久しぶりだ。

多くの観光客で賑わっていて驚いた。ほとんどが中国人で、日本語より中国語の方が多く聞こえた。

倉敷は、観光客誘致に成功していると言えるのだろう。

確かに私も憶えがあるが、旅行も熟練してくると、その国の有名な大都市より、片田舎やへんぴなところの日常を見てみたくなるし、マニアックな街に行ってみたくなるものだ。

中国人やアジアの人たちにとっては、倉敷はそのような街なのかもしれないと思った。

ちょっと前までは日暮れと共に、夜は閑散としていたが、観光客目当てで遅くまで開けている店も多く見られた。

少し前と夜の景色も随分変わったものだ。

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用事のあった旅館くらしきへ。

夜は幕が張ってある、まるで陣屋のような風情だ。

玄関先には水が打ってあり、なかなかいい雰囲気だ。

炭火で暖を取る。

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用事を終えて外に出る。

再び、倉敷川を見ながら歩く。

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まるで江戸時代にタイムスリップしたような幻想的な景色が広がる。

果たして、この風情を外国人は理解してくれるだろうか。

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暗い通りを抜けると、某、倉敷の有名旅館の玄関。

暗いところを通ってきて、たどり着くからこそ味わえる、やすらぎのとき。

海外からの観光客の方にも、それがわかってもらえたら嬉しい。

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2017.12.31

倉敷公民館を訪ねて

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往年の名建築である倉敷公民館を訪ねた。

モダニズムの中にクラシカルな雰囲気のある空間構成。

子供の頃に母に手を引かれていつも訪れていた。

母は、ここで習い事でもしていたのだろうか。

数十年ぶりに訪ねたが、トイレや階段の細かいディテールまで憶えていた。

小さな子供の頃から建築の細かいところまで見ていた自分に驚く。その頃から、建築に興味があったのか。


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ホールの二階から上が吹き抜けている。

ついつい防火上、消防法上の区画が気になるが、面白い設計だ。

ワッフルのような天井も面白い。

レトロな薄暗い照明と相まって味のある空間を作り出している。

手すりも、真ちゅうが錆びていい味が出ている。

壁も少しざらつきのあるテクステャーで、雰囲気がある。



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この建物の軒下で雨宿りしたことまで憶えている。

写真にも少し写っているが、この奥にトンネルがあって、子供の頃はこの狭いトンネルがとても怖かった。

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すぐ横には古い中国銀行が・・。

凝った作りになっている。

昔は銀行は信用が大切なので、それを具現化した外観となっている。

良い建築なので、何かに活用できないものだろうか・・・と思う建物である。


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今年最後の更新となりましたが、皆様良いお年をお迎え下さい。


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2017.12.30

大原美術館~はしまや

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久しぶりに大原美術館に来た。

無性にいい絵が見たくなることがある。

栄養不足か、酸素欠乏になっているかのような感覚。

質の高い、美しいものに触れないと。

教科書に出てくるようなたくさんの作品がある。

じっくりと栄養を補給させていただいた。

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縁側から見る和庭園は心が落ち着く。

しばし、腰を下ろし満喫。
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はしまやさんへ移動。

ここは古い蔵を再生し、カフェになっている。

たびたび訪れるお気に入りだ。毎度、手作りのケーキは絶品だ。

大好物のモンブランを頂いたが、注文してからホイップクリームを混ぜているのでその出来立て感は最高だ。

ゆっくりとした時間が流れる。

空間を堪能した。

古いものには新しいものに替えられない味わいがあるのは確かなことだ。

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ごく身近に、文化的に価値の高いものがたくさんあり、すぐにでもそこに身を置くことができる。

倉敷に生まれ、倉敷に住んでいて良かったと思う瞬間である。


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2017.12.29

本日で業務終了。今年もお疲れ様でした。~美観地区へ~

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本日で今年の業務も終了した。

今年も多くのお客様からご要望を頂き、たくさんのお仕事をさせて頂きました。

ありがとうございました。

本日は本社にて、スタッフみんなで軽く昼食をとってから、全体会議をして、締めくくりました。

全員が今年の反省と、来年の抱負を述べて、良い会となりました。

手前みそですが、毎度、弊社の社員はみんな、社長の言うことをよく理解して、頑張ってくれていて、本当にありがたいと思っています。

自慢のように聞こえたら申し訳ありませんが、こんなに正直で真面目なスタッフが集まっている会社は他にはないのではないかと、自分では思っています。

良い結果や成果が出た人も、そうでなかった人も、その人なりに、一歩一歩成長していってくれている姿は、見ていても嬉しいですし、それがまた私の喜びでもあります。

人間が努力する姿ほど美しいものはないのではないでしょうか。

来年も楽しみなことです。

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美観地区散策。

「旅館くらしき」は以前は親戚が経営していた旅館でしたので、たびたび訪れることもありましたが、本当に久しぶりに中に入りました。

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昔と変わらぬ風情。

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子供の頃にじゃんけんをしながら登った「阿知神社」の階段。

当時は果てしなく続く階段のように思っていたが、今見てもかなりの階段です(笑)。

静かな年の瀬になりそうです。
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2017.12.25

高梁で蕎麦を

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最近仕事の都合でたびたび高梁に行くことがある。

このブログで何度か書いたことがあるが、私の祖先は、備中松山城に勤める武士であったので、高梁は遠い故郷である。子供の頃は先祖の墓参りも高梁まで行っていた。

高梁にこんなうまい蕎麦屋があったとは!

ネットで調べて行ったお店はよく行く場所で、隣のセルフそばうどん店にいつも入り、その隣のここが本格的な蕎麦屋とはついぞ気づかずにいたのだ(笑)。

それもそのはず、営業時間がすこぶる短く、たぶん私が行ったときはいつも閉まっていたのだろう。

昼時の短い営業時間に合わせて入店。あっという間に大入り満員。

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若い時は、蕎麦など腹の足しにもならんわ、何がうまいのだか・・・という感じだったが、今や本当の蕎麦好きになっている。

うわさ通りの美味しいお蕎麦屋さんでした。

先日もまた行きましたが、早めに閉店されていて、残念ながらいただけませんでした。また、行きます。

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2017.12.24

カフェ巡りは趣味?~新しくできたカフェに行ってみた~

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私は無趣味だ。

酒も飲まない、かけ事もしない、釣りもしなければ、山登りも、アウトドアもしない。

半世紀生きてきて、趣味をする時間がなかったということも大きい。人が趣味をしている時も仕事をしてきた。否、仕事しかしてこなかった。

本当に仕事が趣味です、と言い切れる人生を送ってきた。

ただ、趣味と言えるか、空手は大学の時、空手道部だったので、その後もいろいろな形で続けてきて、黒帯を3つ持っている。もう30年続けている。・・・・・仕事以外もしてるじゃないか!と突っ込みがはいりそうだが(笑)・・・・

それと、車が好きで、ドライブが趣味といえば趣味かもしれない。

ドライブが目的だが、行った先で好きなコーヒーと甘いものを食べたい。それで新しくカフェや喫茶店ができたらだいたい行く。

カフェはおしゃれで設計者が腕を振るっている物件も多い。建築家として、人の住宅ができたからといって気軽に見ることはできないが、店舗は自由だから行く、ということに自然となる。

同じ設計者として、設計者の視点で建物を見ていると、思考の痕跡が手に取るようにわかり、とても楽しい。

C2若い時はとがっていて、「いや、俺ならこうする」、「こいつはまだまだだ、俺のほうがうまい」・・・等々、負けず嫌いで思ったものだが、今の年になると素直に、

「この人はすごいなあ、うまいなあ」、と優れているところは認められるようになってきた。

建築家、芸術家の端くれとして、それではいけないのかもしれないが、年齢と共に自分のできることと、できないことがわかってくるようになるし、努力してもかなわぬことも世の中にはある、ということも十分承知してくるのである(笑)。

だんだんと年と共に、建築以外の趣味を持たねば、と思うが、私の場合、だいたい歴史好き、とかカフェや史跡巡りにしても、結局は建築のことを考え、建築に関連付けて思考しているということになる・・・

自分なりには、それはそれで幸せだと思っているのだが。

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2017.12.23

アストンマーチンを試乗~素晴らしき哉、イギリス車~

先日、ディーラー営業の方が、広島からアストンマーチンを持ってきてくれた。

今まで、ありとあらゆる車に試乗してきたが、アストンマーチンは初めてだ。

アストンマーチンといえば、映画007の主人公が乗っている車として有名だ。イギリス車だ。試乗したのはV12の4ドア、右ハンドル。

とりあえず、キー自体をインパネ周りに埋め込む形式に

「かっこいい~」

とお決まり?の反応を示してしまった(笑)。

そしてエンジンの始動。上質で品のいい音が響く。

フェラーリやマゼラティと比べて上質な音だ。低くもない、高くもない音。そして走り出すと、爆発的な加速はフェラーリに負けていない。

ただ、それよりもなによりも、一番は内装だ。

ベントリィー、ロールスロイス、ジャグアーなど、イギリス車に共通する特徴は、豪華で、ゴージャスで、高級とは何か、ということを知り尽くしていることだ。

それはヨーロッパの高級家具と同じで、日本や中国で同じように作っても、決して真似ができないのと一緒だ。

成金趣味ではなく、ゴージャスに仕上げるというのは、日本車ではあと50年たっても到底できまい。ヨーロッパ的な建築、家具、そういう文化的な背景があっての車であるから、歴史の長さが違い過ぎる。

中国車のように、ロールスロイスの猿真似はできても到底本物を造ることはできまい。日本車なんてわずか数十年前まで正面切って、あの車に似ている?とかいいながらBMWにそっくりな車を造っていたのがベースだ。

そして、イギリス車は、フェラーリやマゼラティなどのイタリア車のそれとはまた別の高級感なのである。もちろん、ポルシェ、メルセデス、BMWなどのドイツ勢とは対極をなすものだ。

確かにメルセデスのSクラスは高級である。日本人の多くはこのドイツ車が大好きである。もちろん私も(笑)。この高級は機械としてしっかりしている、かっちりしている、端正でシンプルである。この価値観が日本人にあっているのだろう。

イタリア車は遊び心があり、粋であり、デザイン力が抜群なのである。少々壊れてもいい、それを差し置いても乗りたいと思わせる、圧倒的なデザイン力の差がある。同じ赤色一つとっても全く違う。

話がそれたが、アストンマーチン。

イギリス貴族の本物のゴージャス感が、車全体ににじみ出ている。私が試乗させていただいたアストンの内装は、ボルドーという赤ワインの色だ。そのアルカンタラの美しいこと。

そしてインパネのブラックの鏡面仕上げ。まるでガラス張りのような美しさである。金属部分もステンレスを磨き、鏡面仕上げにしてある。プラスティックの貼物ではない(笑)。なんとも職人の手作り感満載の素晴らしい仕上げである。

しかもエンジンはV12。それでもってフェラーリよりも値付けは安いのである。私の試乗した車は4人乗りで、後ろ席もきちんと座れて、真ん中でセパレートされている。パーソナル感が強い仕様となっていた。

ただ、如何せん、メルセデスなどの量産メーカーと比べると圧倒的なブランド力の違い、また同じ希少メーカーであるフェラーリなどと比べてもその知名度の差は、果てしなく、超えられないものがあろう。

マクラーレンはフェラーリと同じくらいかっこいいが、値段と性能が同等なら、やはりフェラーリを欲しがる人のほうが多いのではないか。

それはまさしくフェラーリが、気の遠くなるような、莫大な費用と時間をかけて、レースを戦い、その勝利を持って、築き上げてきた絶対的な知名度とブランド力によるのである。

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2017.12.15

会社の歴史~テレビドラマから思い出す~

久しぶりに連続テレビドラマを見ている。

「マチ工場のオンナ」だ。

社長が突然亡くなり、娘があとを継き、奮闘する話だ。職人と何もわからないが一生懸命な新社長とのやり取りが絶妙だ。銀行との鬼気迫る攻防も昔を思い出す。

私は松田聖子の大ファンで、毎年ディナーショーに行くのだが、ディナーショーで、そのドラマの主題歌が歌われた。それで興味をもったのがきっかけで見始めた。

すると、中小企業の経営者には、胸にぐっとくる話が目白押しで、何度も目頭が熱くなるシーンがある。小さかろうが大きかろうが、それぞれの会社にそれぞれの物語がある。それは他人がどう言おうと、その会社の者にしかわからない熱いドラマなのである。

私も、設計事務所や建築会社は己が創業したが、家業の瓦屋は二代目であり、父親が起こした会社を引き継いだわけだが、私の会社にもいろいろあった。

今、私が雇った社員が成長し、しっかり頑張ってくれているが、父親の代から残っている社員もいる。改革をし、会社を良くしていこうとする中で、辞めていった者もいる。

昔からいた社員から言えば、途中から入ってきて、何もわからないくせに偉そうにいうな、ということになろう。その偉そうに言っていることが、ただ単なる無能者のたわごとか、先見の明があったのかは、結果が出るまで、相応な年月が経過しないとわからない。

弊社にとって、今となっては、必要な改革だったし、やってきたことは正しかったということは結果が示しているが、やっている本人は成功する思ってやっていても、社員にはわからない。

ただ、その時に、その途中から入ってきた者の言うことを、たいした実績がなくても信じたかどうか、ということだけだ。

少なくとも残った社員は、どんなに厳しい道であろうとも、私のことを信じてくれたということだ。そして「そんなやり方はうまくいくわけがない、おまえになんかついていけるか」と言って辞めた者も多くいた。

私はその時、思った。

辞める者がいる中で、この先どうなるかわからない、海のものとも山のものともわからない私にかけ、ついてきてくれた人間に、絶対後悔させたくないと。

だからこそ自分はどんなにしんどい目をしても、朝一番に会社に来て、誰よりも遅くまで仕事をし、結果を出し、会社を成長させ、会社の安定を図り、世間から評価していただける仕事ができるようになろうと。

一番苦しい時に逃げて行った人間がいる中で、一番苦しい時に踏ん張って、裏切らなかった人間は絶対に報われるべきである。

私は、それに応えられる社長でなければならない。そのためには鬼にでもなってみせよう。そう思ってやってきて、気が付けば20年が経つ。

「俺についてきた奴に、絶対に後悔はさせない」。

そう思ってやってきたし、これからもそうだ。

テレビドラマを見ながら20年前の己の姿が重なり、ついつい感傷的な文章になってしまったが・・・(笑)。

・・・本当にがむしゃらだった20年前が重なるのだ。大企業を辞めたはいいが、誰も相手にしてくれなかった駆け出しの頃の自分の姿とダブるのだ。

ちなみに・・このドラマでは社長は、先代が亡くなり、急きょ社長になった想定ですが、うちの先代は今も会長として、ピンピンとして、元気に見守ってくれていますのでご心配なく(笑)。

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2017.12.04

久しぶりの広島

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久しぶりに広島に出張した。

広島、大阪・神戸あたりの出張はだいたい車で行くので、駅に降り立つことは、ほぼ皆無。

今回は時間がなかった関係で、新幹線での出張となったので、久しぶりに広島駅に降り立った。

眼前に広がる、超高層マンション。ただいま分譲中の垂れ幕が見えた。

すごいものが駅前にできたものだ。まるで大都会だ(笑)。広島にまた水を開けられた(笑)。

岡山にも超高層といえるマンションはあるが、こんなかっこよくはない。普通のベランダのあるマンションを高層化しただけのようなものだ。

このマンションは、都会的で、大阪に来たのかと見間違う(笑)。

岡山は、岡山駅周辺が一番繁栄しているが、広島は繁華街が駅から離れたところにあるので、あまり駅前というのが価値があるのかどうかはわからない。

それでもこのマンションの高層階から見下ろす広島の夜景は最高だろう。

果たしてお値段はおいくらくらいになるのか

・・・・興味のあるところだ。

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2017.12.02

「小田圭一を囲む会㏌岡山」 に出席して

A1昨年に続いて、今年も小田先生を囲む会が盛大に行われました。

私も社員を連れて出席させていただきました。

小田先生は、私の出身高校、総社高校の先輩にあたり、かれこれ15年以上前からお付き合いをさせて頂いております。

先生の爽やかで、真面目、誠実、謙虚なお人柄に惚れ込んでのことです。

小田先生の場合は、利害関係とかそういうことではなく、先生のお人柄や人格に惚れ込んで、このような方に政治をやってもらいたい、という気持ちから応援されている方が多いと思います。

微力ながら、これからも変わらず、応援させて頂きたいと思いました。

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2017.12.01

テレビ放送を終えて~ありがとうございました~

先日、無事にテレビ放送が終わりました。

関係者の方々、本当にありがとうございました。

それと、予想しなかったことでしたが・・・

よかったことの一番は、懐かしいたくさんの方々から、多くのお電話をいただけたこと。

お客様はもちろんのこと、友人、知人・・・。

「よかったよ~」「緊張してたな~」「変わってないな~」「頑張ってるね~」・・・などなど。

そして、久しぶりに色々な話ができました。

何かをきっかけにお話ができれば、また、気持ちがつながっていきます。

一時期頻繁に会ったり、関係が深かった人間関係も、疎遠になっている場合がありますが、たまにはお話をすることが、大切だなあと改めて思いました。

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2017.11.25

「テレビ出演」のお知らせ。ぜひご覧下さい。

「テレビ出演」のお知らせ

関係者の方々のご厚意により、弊社の会社紹介や作品がテレビにて紹介されることになりました。

私が出演して紹介するかたちになるので、先週収録に行ってきました。

ラジオは今まで何度か出演させていただいたことがありますが、テレビは初めてなので、相当緊張しました。

テレビせとうちさんの「得ナウ」という番組で、私の古巣、日建設計が設計した、山陽新聞社さんの本社内のスタジオで、収録がありました。

スタジオ内に初めて入るので、建物には興味があるわ、収録は緊張するわで、大変でした。どうしてもキョロキョロしてしまうんですよね。挙動不審ではなく、建物をみているのですが・・。

テレビ局というのは、皆さん生き生きとされて、やはり華やかな業界ですね。いい経験をさせて頂きました。

関係者の方々、本当に多くの方に、ご尽力いただき、時間を割いていただき、大変なお世話になりました。とても親切にして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

放送は、弊社、小野コーポレーションのホームページ「TOPIX」でもお知らせさせて頂きましたが、以下です。

●テレビせとうち(7チャンネル)

「得ナウ」

11月29日(水曜日) 13時30分~13時35分

出演は、冒頭の2分程度となるようです。

よかったら、ぜひ、ご覧ください。

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2017.11.24

牛窓まで足をのばして~景色の良い場所へ~

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倉敷からだと、二号線バイパスを経由して、岡山ブルーラインを通って行く。

ブルーラインは、とても綺麗な道路で、ドライブにはもってこいである。

牛窓までは約一時間半というところで、往復3時間、ちょうどよいドライブコースだ。

私はオープンカー乗りであるので、オープンにして気持ちいい風を満喫した。

今の季節は、もうすでに屋根を開けていると、寒そう・・と思われがちだが、実はオープンカーは普通の車より、ずいぶんと暖房が充実しており、頭寒足熱で、とても気持ちがいいのだ。

私もオープンカー乗りになる前は、寒い日にオープンで走っている車を見ると「寒いのにご苦労さん!(笑)」という感じだったが、百聞は一見にしかず、何でもやってみないと分からないものだ。


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久しぶりに、いつも行くホテルに行くと改装されていて、ずいぶんとあかぬけた空間になっていた。

私が良く利用する、尾道のベラビスタや箱根のハイアットを折衷したようないい雰囲気になっていた。

この日は、お客も少なく、ゆっくりできた。

また来ようと思った。

季節を問わず、海を見るのはいいものだ。

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2017.11.23

阿知神社と散歩

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最近はほとんど倉敷事務所で仕事をしているが、思索に行き詰ったときは散歩に出る。

事務所でじっとしていても、思索が堂々巡りして、いい発想は生まれない。

私は倉敷市中心部で生まれ育ったので、この美観地区内の阿知神社近辺は、かっこうの遊び場だった。

この阿知神社の階段で友達とじゃんけんをして階段を上がっていく遊びをよくした。

上まで上がると倉敷市内が一望できる。

この上からの景色が大好きだった。子供のころには感じたことはなかったが、今上るとこの階段はけっこうきつい(笑)。

私が幼少の頃、だからもう40年以上前から、この階段のふもとには饅頭屋がある。50年以上ここで饅頭を焼き続けている。ここへ来ると必ず食べる。食べると舌が記憶を呼び起こしてくれる。子供の頃、自分の原点を思い出させてくれる大切な場所だ。

私は若いころから、自分で新しいことを考え、違ったことをしていく性分で、ずっと同じことを続けていくということが苦手だ。とはいえ、立場上、続けていかないといけない事柄も多くあるのだが・・。

実は、昔から伝統とか風習というものが大嫌いで、同じことをずっと続けるのはずいぶん辛い。だからこそ、逆に同じ味を何十年にも渡って守り続けているお店はずごいなあと思うし、そういうお店があるからこそ、ノスタルジーに浸れるのである。

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2017.11.22

お気に入りのイタリアレストラン

1a倉敷事務所からほどない距離にあるイタリアレストラン。

最初に行ったときは、店内満席だったが、男性は私一人。

全員女性客だった。本当に居づらい感じだったが、料理はとても美味しかった。

設計士として、お店の作り方も興味深く、平屋で、私の見立ててでは、わざと天井高をを低く抑えている。

法規上、構造上低くする理由は見当たらないので、意図してやっているとしか思えない。

最近では吹き抜けや、高い天井などが、歓迎されるが、案外にこのような低い軒高、天井の空間はとても落ち着くのだ。

私もたまに古民家再生であえて天井を低くした部分を造ることがあるが、とてもこじんまりとした、落ち着いた、パーソナルないい空間になる。

あまりに平面的に広い場合、低い天井だと圧迫感や閉鎖感が出るが、このお店は、平面状、パーツを分けて、だだっ広い空間にせず、うまくクリアしている。

写真はアプローチだが、まるでイタリアの民家の一軒にお邪魔するような感覚で、これが設計者やオーナーの意図するところではないかと推察した。

その後たびたび訪れているが、夜はカップルや家族連れ、年配のご夫婦も多く、男性でも肩身の狭さは感じない(笑)。

特に前菜のオードブルはバイキング形式だが、一流ホテルの高級イタリアンにも負けない味となっている。

価格もリーズナブルで大変お気に入りのお店である。

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2017.11.17

腰瓦の補修

001倉敷美観地区を散歩中、左官が腰瓦の漆喰補修を行っていた。

散策して帰っても、遅々として進まない。

現代社会において、全く合理的ではなく、機能的には他の物で代替できる、気の遠くなるような手間のかかる作業だ。

黙々と作業する。

最近ではこのような帯を付けていく作業ができる左官はめっきり少なくなった。

それは当たり前で需要がないからだ。

せいぜいこのような景観保存地区で、昔のやり方で再生する、復元する、とかいう文化的な意味のために行う仕事くらいしかない。

今となっては必要のない技術だ。ごく一部の職人が残っていけばよいことで、メンテナンスができないので、なくなってしまうと困るが、広げていく技術でもない。大きな商売にはなり得ないしあまり社会的な価値もない。

昔はこの腰瓦をたくさん貼っていることが分限者(金持ち)の象徴だった。手間がかかるからだ。手間がかかるということは分がかかる、金がかかる、だから金持ち。自己顕示欲の象徴そのものだったのだ。

私はこの20年、古いものを直すことに心血を注いできたが、昔繁栄した庄屋などは、蔵一面に腰瓦を張り付けたりしているのも多々見てきた。グロテスク過ぎて、気分が悪くなるものだ。

私は文化財を保存・復元するのが仕事ではないから、そんなものは取っ払って、壁を構造補強してシンプルに漆喰を塗る。もちろん、アクセントで費用が掛からない程度に、腰瓦を復元することも多いのだが・・・。

先日弊社が行った再生では、腰瓦をすべて取り外し、一枚づつナンバーリングして、すべて復元した。気が遠くなる作業だ。

費用があればできる。

が、ないならないで、やり方はあるのだ。同じようにしようとするから、莫大なコストがかかり、その結果、建物は放置され、子孫からも嫌がられる。挙句の果てに、空き家となり朽ち果てるか、解体撤去される。

そういう成れの果てを何度も見てきた。悲しい気持ちだ。

それならば多少昔のままでなくてもいい、今の時代にあった、メンテナンスしやすい、そして耐久性があり、コストが削減できる方法をご提案するのが、建物の命を伸ばし、生かす良い提案ではないか。

瓦でも昔のままの耐久性がない瓦をそのまま保存して再生してなどというのは無意味なことだ。国宝や文化財ならいざ知らず、我々がかかわる民家は、そこに経済活動があり人が住み生活がある。

職人や建築家の趣味を持ち込まれたらたまったものではないだろう。所有者はそこに住むのだ。機能性や耐久性、経済的合理性のないものを提案すべきではない。その制約の中で、皆様が、美しいと言って下さる建物にするのが建築家の腕の見せ所なのだ。

美観地区は景観を昔のまま保存するのが目的なので、そうはいかないが、一般の古民家はそうやって妥協点を探して、今までやってきた。

建築家の独りよがりの考えで、コストをかけるべきではないのだ。

腕のいい建築家にかかれば、美しく再生するやりかたはいくらでもあるのだ。

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2017.11.16

井山宝福寺の紅葉

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雪舟が修行した禅寺として有名だ。

また、紅葉が見事で、シーズンにはライトアップもされる。

ここの紅葉は大規模ではないが、繊細である。

毎年訪れている。多い年は三度も訪れることがある。

本当のシーズン時期はあまりに人が多く駐車場も少ないため、少しずつ時期をずらしながら、人の少ない時を選んで行くのだ。

私は、人混みが大嫌いなのだ。

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今年は一度目で、私の行ったときはまだガラガラ。人影もほとんどなかった。

紅葉もまだわずかであったが、これはこれで美しいものだ。

お目当ては、境内にある、金亀という精進料理屋だ。

まさに花より団子という感じか(笑)。

ここの精進料理は、肉や魚を使わずにこれだけの美味しいものが作れるのか、といつも感心させてくれる。

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紅葉はまだまだなので、早々に切り上げて(笑)、精進料理をいただいた。

食レポではないので写真は割愛させていただくが、最後に出てきたお抹茶を。

右にあるのが、抹茶のお菓子で、抹茶づくしで、これまた結構でございました。

今年も最低、あと一回は来ようと思う。

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2017.11.09

独立・起業19周年。

本日で独立・起業して丸19年となった。

若干30歳で、天下の「日建設計」を辞めて、裸一貫、たった一人で、建築設計事務所である「小野明一級建築士事務所」を開設した。

当時、設計業界最大手「日建設計」を辞めると言うので、周囲からは、馬鹿だのアホだの、どうせ失敗するに決まっている、等々、散々な言われ方をしたのを覚えている(笑)。

その後、総合建設会社「株式会社小野コーポレーション」を起業し、家業である「小野瓦工業所」も引き継いだ。

都合、三つの業態の会社を経営する経営者として、19年間歩んできた。

建築家としても、多くのお施主様、業者様に恵まれ、多くの作品を造ってきた。

独立・起業した者の90%が、5年以内に廃業、または倒産するというデータもある。

私は運が良かったのであろう。

もちろん、私自身、誰にも負けない努力をしてきた、という自負はあるが、この不確実な世の中、それだけではなかろう。

本当に多くの人に恵まれてきた。お施主様はもちろんのこと、スタッフのみんな、業者の方々、皆様に本当に助けて頂いてきた。

明日からは節目の20年目に突入する。

その感謝の気持ちを忘れずに、今まで通り、己の信じた道を、正直に、真面目に、コツコツと、焦らず、武骨に、

一歩ずつ、歩んでいきたい。

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2017.11.08

大分に行きました。OB会に参加。

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少し前になるが、一週間ほど大分に行ってきた。二年ぶりだ。

大分大学の建築系学科のOB会に参加するためだ。

今回も車での旅となったが、大分でもいろいろと走ったので、往復1200キロ走破した。

さすがに疲れたが、運転は趣味なので、苦ではない。

最新のメルセデスの運転支援システムを十二分に堪能し、その優秀さを再確認した。

大分では大学の寮の仲間と会ったり、建築の先輩や恩師らと親しくお話ができ、充実した旅となった。

大学時代によく行った屋台街がそのまま残っていたり、とても懐かしかった。大学時代の友人に会うと当時に戻るのか、結局5次会?とかになり朝までコースとなった。

みんな結構な年なのに、元気である(笑)。

第二の故郷大分は何度帰っても優しく私を迎えてくれる。

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2017.09.22

倉敷で仕事をするということ~倉敷事務所開設から一年~

Dcf00182倉敷事務所で仕事をするようになって、ちょうど一年が経った。

サラリーマンを辞めて、独立・起業してから今年で19年になるのだが、当初からの夢を叶えるのに、ずい分と回り道をして、やっと実現したのが去年だ。

元々、倉敷中心部に住み、万寿小学校に通っていたから、やっと元に戻った、と言っていいだろう。

本社自体を倉敷中心部に移転したいところだが、既に真備でどっかりと(笑)拠点が形作られてしまったので、今更なかなか難しい。

それでも、私は、週の半分は、本社で仕事をし、半分は倉敷事務所で仕事をしているので、充分満足している。

倉敷事務所にいるときは、多くはメールや電話でやり取りをする。当初は大丈夫か?と思っていたが、充分会社は回っている。

倉敷事務所では、集中して何かを考えたり、自分しかできないことを人に煩わされずに取り組める。

一番いいのは、気晴らしに、大好きな美観地区に行ったり、イオンやアリオなどに気軽に行けることだ。少し散歩をしたり、お茶を飲んで気分転換もできる。

起業し、しばらくしてから古い物を直すことを生業にしようと思ってから、美観地区は勉強の場だった。古民家や蔵がどのようにできているのか、そしてどのように痛み、修復されるのか、そして、江戸時代からある意匠を学ぶのに、かっこうの場所だった。

繰り返し、繰り返し訪れ、スケッチをしたり寸法を起こして勉強した。今はずいぶんとそういう機会は減ったが、民家が店舗に生まれ変わったり、どんどん変化していく美観地区を、ことあるごとに訪れ、観察するのは勉強になるし、興味があるので楽しい。

やはり興味があること、好きなことを仕事にしている者は強い。嫌いなことを仕事にしている人が歯を食いしばって努力しないと身につかないことを、好きであれば、あっという間にどんどん吸収してしまう。

好きこそものの上手なれ。昔の人はよく言ったものだ。

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散歩するのに、ほど良い季節になってきた。観光客も多く、気持ちよさげに船で倉敷川を遊覧していた。

案外に私のような地元人は一度も、船や人力車には乗ったことがありません(笑)。

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«仕事ができない人の罪。