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2010年9月16日 (木曜日)

「回廊のある家」設計中です。

二か月ほど前から「回廊のある家」を設計中です。

建築後80年程度の古民家の離れや渡り廊下を全面再生、半分を撤去後、母屋部分を新築する計画です。総敷地面積が1000坪以上あり、完成すれば、私が今まで手掛けさせていただいたどの住宅よりも大きな規模になる予定です。

古民家再生あり、新築ありで、今までの経験と知識を全てつぎ込んで、代表作となる建物にしたいと思っています。

あと数カ月、設計はかかる予定ですが、この設計期間中は、「回廊のある家」以外の仕事はお断りして集中する予定です(もちろん、小さな増改築や設計がさほどいらない建物はやっていますが)。

すでに何件かはお断り、または待っていただく状態になり、ご迷惑をおかけしております。今まではそういうことは絶対しなかったのですが・・・・。

最近は特に、今までのようにたくさんの仕事をうけて苦しくなるより、「これは!」という仕事を徹底的にやるほうがいいと思うようになりました。経営的なことはさておいてですが・・・。

「回廊のある家」は、敷地や規模が通常の住宅とかけ離れて大きいため、法律上も複雑でいろいろな制約や規制が出てきて久しぶりに役所通いをしている状態です。

今の行政の考え方は、できるだけ、古くて構造上や法規上証明ができないものの増築や改築は、その後の安全性が保障できないということで認めない方向です。行う場合は既存建物を現行法規に適合させる必要があり、そのために莫大な費用がかかり、現実的でなくなるのです。

ですから、ここ最近は面積が増えない範囲での古民家再生を中心に提案を行ってきました。ただ、昨年あたりから住宅に関しては緩和の方向で、私も法規の運用改善の講習を何度か受けました。それで今回は大規模な改造の提案を行い設計を行っています。

最初訪ねさせていただいたとき、現在ある渡り廊下や回廊、日本庭園がかもし出す空間にとても感動しました。新築する部分も含めてこの庭と回廊の関係を残し、より素敵な空間にしたいと思いました。

どんな建築になるのか私自身もわくわくで、今後がとても楽しみです。

工期は一年半程度はかかる予定で竣工は来年末か再来年となりそうです。乞うご期待です!

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