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2010年10月10日 (日曜日)

仕事について~その2~

今日はまた仕事についての私の考えを書きたいと思います。

今日は日曜日ですが、当社は仕事をしています。世間では三連休とやら。高速道路はいっぱいらしいですね。日本人は本当にいつからこんななまけものになったのだろうか。なぜ三日も休み、遊ばないといけないのだろうか?それは盆と正月くらいでいいのではないか。

私が天下の(笑)日建設計に勤務していた頃、施主打ち合わせが終了し、会社へ帰社していると必ず地下鉄で帰宅ラッシュの波にもまれた。もちろん逆方向だ。まるでサケのように流れに逆流して、会社に戻る。

人が腕まくりをして「これから図面書くぞ!」と張り切っている時に巷では赤い顔をしている人もいる。なぜ?こんな時間にもう飲んでいる?と。週休二日とは名ばかりで、日建設計在職中、土日二日も休んだことなどない。とにかく皆よく働く。施主の要望があれば徹夜なんてなんのその、必ずそれに答える。しょっちゅう会社の地下の仮眠室で寝泊まりしたものだ。

日建設計とはそういう体質の会社だが、だからこそ日建設計は今でも日本一の売り上げを誇る設計事務所として100年以上も設計業界に君臨し続けているのではないか。

あまり知られていないが、今話題の東京スカイツリーも、メディアでもおなじみの首相官邸も、もちろん今の東京タワーも日建設計の作品である。

時短、時短と言われる。日本人は働きすぎだのどうのこうの。これは伸びてくる日本をつぶすために西欧諸国が植え付けた戦略ではないか?結果、日本の労働者は骨抜きにされた。だからめらめらと野望と闘志を燃やす中国や韓国に世界レベルの競争で敗北続きだ。

今の20代は(もちろん例外もあるが)すぐに根を上げる。本当にすぐに泣きが入る。休みたがる。そんな休みたいなら一生会社に来なかったらいい。でもそれじゃあ会社が成り立たないから、それで会社の方がその弱っちい輩に合わせなくてはならなくなる。それは正常な状態ではない。だからその結果がすでに出ているではないか。日本は世界で勝てない。

僕が就職した当時、同期たちも、体力には自信があります。めちゃくちゃ働けます。休日返上でいくらでも働けます。どこへでも行きます。というのが当たり前だった。そりゃそうだ、その会社へお願いして働かせてもらうのだから。そんな僕にとっての常識はいまや非常識らしい。

僕は独立して、しばらくして不眠不休で働きすぎて体調を悪くして、一年ほど仕事ができなくて寝ていたことがある。だから弱い立場の人間のこともよく理解できる。仕事ができなくて家で寝ているほどやるせなくみじめなことはない。だからこそ、だからこそだ。元気で働けるということは本当に幸せなことなのだ。

僕らの世代はバブル世代と呼ばれるらしい。たぶん僕らの時代は当分続くだろう。下からの突き上げを感じたことがない。お前らを抜いてとって代わってやる、というような気配を下の世代に感じたことがない。僕より若いのにはっきり言って・・・やる気がない。

僕らが大学生の時は、まわりの友達も、いつかはベンツやBMWに乗ってやる、出世して社長になってやる、独立して一旗あげてやる、という気概に溢れたやつがゴロゴロいた。僕も当時貧乏で何もなかったが、BMW525に憧れたものだ。今の男の子は軽四でいいと言うのだからどうしたものやら。

ま、それでいい人はそれでいいのでしょう。でも成功したいなら人より一生懸命働かないとだめだ。成功したいと言いつつ人より働かないでは先がない。そんなずるい道は、結局はない。

何かおもしろいことないかな~ではない。面白い仕事なんてない。自分が燃えて、必死で取り組むから面白くなるのであって、面白い仕事なんてあるわけない。年齢は関係ない、別に僕は若い時からそうだった。ただ90%の人がそうだからそれが正しい、といことはないと思っていた。今もそう思う。世間がこうだからこうしないといけない、なんてことは、うちの会社にはないのだ。

いつものセリフだが「全ては施主のため」だ。

うちの会社はこうなのでと、施主に自分の会社の都合を押し付けているようでは駄目だ。施主の希望にいつも対応できる会社であらねばないない。施主の都合より自分の都合や休みをを優先する人間はうちの会社にはいる必要はない。不思議なことに社長がそう考えていたら、なまけものはやめていくし、働き者が集まってくるものだ。

当社は、おかげさまで、日建設計と同じように!!建設不況の中でも売上、利益ともこの12年間、増収増益が続いている。

それは、

「働くことは美徳であり、働くことで人格も磨かれ、その中に幸せがある」

という、今となっては、少数派の?反社会的な?私の信念があるからと思っている。

一所懸命に働く・・・なんて素敵な言葉だろう。

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