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2011年4月 6日 (水曜日)

ポンプ車登場!

P1000001_2 今日は捨てコンクリートを打ちました。とにかく大きいです。通常の住宅の2件半はコンクリートがいります。

天気は快晴で、暖かく気持ちがいいですね。もう現場にいると汗ばむくらい暑かったです。とうとう待望の春ですね。

私は本当に寒さが苦手です。寒いのが大嫌いで、夏はいくら暑くてもいいくらい夏が好きです。夏生まれだからでしょうか。暑くなってくると嬉しくなります。

さて写真は防湿シート2枚重ねの上からポンプ車で捨てコンクリートを流し込んでいるところです。余談ですが、このポンプ車のもっともっと巨大なタイプが福島の原発に行って放水作業をしているわけです。

捨てコンクリートとは鉄筋の配筋を組む下に流し込むコンクリートで、これをきちんとやっていないと、コンクリートの底盤がなだらかになりません。それの何が問題なのか?というと、鉄筋のかぶり厚さが確実に確保できないのです。

かぶり厚さとは鉄筋からのコンクリートの厚みです。これは法律でも部位によって厳密に寸法が決められていて、必要寸法を確保しないといけない、という大切なものです。これが規定通りできてないと鉄筋がコンクリートによって保護されず、最悪は割れたり、露出したりして錆びの原因となったり期待している強度が確保できなかったりしますので、我々のような建築士が現場でチェックをするのです。

また、捨てコンクリートを打たないと、鉄筋の位置決め、すみ出しがセンチ単位できちんとできないのです。これもたとえば200ミリピッチならきちんと200ミリピッチで配筋されていないといけません。その為でもあります。

木造住宅の場合、この捨てコンクリートが省略されることが昔はよくあったそうなのです。理由はもちろん、コストを下げ手間を省くためです。夢夢そのようなことにならないようにしなければなりません。

設備や電気の配管、配線もしっかり仕込みました。こういう作業も設計事務所で設計だけやっていた時は、現場監督さんがだいたいしっかりやってくれますし、段取りもしません。設計だけやるってホントに楽してたんですね!と実感します。

ところが今は、段取りから業者間の打ち合わせ、手配まで全て自分でやりますから、本当に自分でものを作っている実感があります。全て把握できます。

何度やってもこの「ものができていく楽しさ」と「わくわく感」は最高です。この高揚感は、もの造りをしている人間にしかわからないものだと思います。不安材料を一個一個確実に解決していき、うまくいった時は最高です。設計で苦しんだ分、現場も大変ですが、大変だから楽しいんですからね。

最近毎日現場に張りついていますが、楽しくてしょうがありません。

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