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2011.05.30

大陸のような屋根

P1000017 新築の現場は屋根仕舞が終わり瓦葺きの段階となりました。私も屋根の上に上がり、職人と納まりの打ち合わせ。この写真はその時のものです。

上からみると本当に大陸のような屋根で雨の量は半端ではありません。写真奥にいる職人が小さく見えます。

谷になる部分は、雨漏りの一番の原因箇所であり、念入りに下地を作らないといけません。大工、瓦職人、板金職人等との綿密な打ち合わせがいります。この専門職間の調整役がきちんと知識と経験がなければいけません。

職人の中を取り持つしっかりした人物がいないと駄目です。当社の場合は設計した私自身が、屋根の上に上がって、気になる箇所は調整し、施工する職人も皆当社の正社員ときてますから、うまくいかない理由は少ない。

このような谷から雨を漏らしている家はたくさんあり、肝を押さえないので雨が漏るのです。この仕事をはじめた当初、あらためて台風の時に屋根をみて、雨が屋根を登っていくという現象を目の当たりにして、デザイン偏重の家など造るものではないなと実感したことがあります。日本は台風が来きます。

私は設計事務所の所長でありながら、建設会社の社長、および、家業である瓦屋の社長でもありますから、屋根や雨漏りには「異常」がつくほど詳しい設計士(一級建築士)です。自分で言うのもなんですがこんな建築士はあまりいないでしょう。

他業者が過去にした物件の雨漏りの事例は数百件見ています。雨が漏ったので見てくれといわれて現場を見て、原因を突き止めるのが私の重要な仕事だからです。長年の経験で、雨漏りをする納まりというのは熟知しております。

今週中には屋根も葺き上がる予定です。

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