築後250年の古民家の再生、着々と進んでいます。
建築後250年経過した梁組の上に新たな梁を組んでいく。古い梁の上にまごうことなき地松の太古落としの化粧が見事に乗る(写真1枚目)。
このたびの再生も広大な敷地に、広大な屋根が連なる(二枚目写真)。広大なお屋敷だ。足場の上はまるで運動場だ。壮観な景色だ。
(三枚目写真)妻側の梁組、これから隅木が入る。日本刀の反りのごとく見事に反ったヒノキの隅木。既に大工のよって墨つけされ、手刻みで加工は完了している。
ああ、また、一つ古いものが生きる。マンションに押される景観。その中で日本的な街並みを残せることに貢献できる喜び。ここはお隣も、過去に私が再生した建物が建っているのだ。二棟連なるとさらに壮観だ。
本当に古いものを活かしきれるか、正念場は続く。なんと仕事とは辛くとも、面白く、やりがいのあるものであろうか。
綺麗らしい新築をほとんどせず、古民家再生、古いものを治すことに専念して14年。地味であり、あまり日の目を見る仕事ではないかもしれないが、建築家として、また事業家として30歳でした私の選択は間違っていなかったのだとつくづく思う。
本当に気を抜かず、今のこの目の前の建物に全霊をかけて取り組んでいきたい。
私を信頼し、この歴史ある建物の再生を全面的に任せていただけたことを光栄に思う。
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