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2012年9月22日 (土曜日)

雑誌の取材、写真撮影を行いました。

P1000014先日、11月発売になる雑誌に載せる写真の撮影をプロのカメラマンの方が行って下さいました。

このたびは弊社の若手二人に登場してもらうことになりました。写真撮影やライターの方による取材、インタビューなど、慣れないことの連続で緊張していました。

昨今の若者のやる気のなさ、将来への失望感の強さ、向上心のなさ等は、私の友人の社長の方々と話をしても、皆同じ傾向ですが、中には筋が通った根性のある奴がたまにいます。

たくさんの若手を見てきて、若い時はあれに向いている、これに向いている、あいつは才能がある等々、いろいろ考えたり悩んだりするが、結局はやり続けられるか、ということが一流になれるかどうかを決めているように思う。

どんな仕事も一人前になるには最低10年はかかる。これ以下で人から一流と言われることができる仕事など、結局はたいした価値のある仕事ではない。やはり価値ある仕事で一人前と言われるのには、10年はやらないと落ちがある。

たとえ才能があってもその10年が辛抱できなければ半端だ。となると結局は根性ということになる。というのも10年続けようと思うと、もう決定的にあきらめざるを得ないようなことや、続けていけないような困難なことと思われる山がいくつもある。それを越えるのは才能やセンスでもなんでもない、最後は根性しかない。かっこいいことを言っても最後は根性だ。

ま、才能と根性が両方備わっていれば言うことなし、鬼に金棒だが、まずそんな奴はなかなかいない。

設計でも、現場でも、営業でも、こいつは才能があるなあ、頑張ればいいものになるなあと思っている奴が、大概は才能におぼれ、あまり努力せず、究極の場面で根性がなく挫折することが多いような気がする。

駄目な奴はありとあらゆる理由をつけて仕事を変わり、一つの職場、一つの仕事が長続きしない。それは年齢に関係ない。いい年をして、そこの壁を乗り越えれないまま30代、40代になっている輩もたくさんいる。

最初、愚鈍で箸にも棒にもかからないような者が、案外に「なにくそ」と思ってこつこつと努力して長くかかって頭角を現してくる。

いくら才能があっても努力と根性がない奴は没落する。逆に才能がなくても不断の努力を怠らず、根性をもって歯を食いしばって辛抱した者は、やがては一流の仕事ができるようになり、その腕と仕事をもって社会に貢献できるようになる。世の中の役に立てる人間になれる。

今の我が社を支えているのはそのような輩だ。

しかし、ただ一つだけ成功し、ものになっていく奴に共通していることがある。それは「嘘をつかず、正直な人間である」ということである。

我が社の社員でいくら仕事ができても、これがない人間で長続きした者はいない。

これは勿論社長である私の性格が社員に影響してのことだと思う。

私は嘘は絶対つかないし、ごまかすことや、正直でないことが大嫌いだ。無骨であり、要領が悪く、嘘がつけない。だから、調子が良く、適当にごまかし、要領がよい奴が嫌いだ。

若い時は、あんたは正直すぎる、そんなことでは商売はおぼつかない、もっと要領良く、嘘の一つもつけるようにならないと成功しないよ、と言われたものだ。

一時は嘘の一つもつけるよう努力もしたが、どうしようも自分の性分に合わないし、なんせ嘘をつくと顔が引きつり、まったく気持ちが悪くもんもんとする。

よってある時、商売上のことも含め全て正直にやるように、元の自分の性格通りやるようにした。すると失敗もあるが、手練手管で、口八丁手八丁な人は離れていき、お客様も、業者も、従業員もそういう正直者ばかりになってきて、とても気持ちよく仕事ができるようになり、結果今日の我が社と私がある。

私も7年間サラリーマンをし、その前は苦学生であったから、ありとあらゆるバイトをし、たくさんの雇用主をみてきた。だからこそ従業員が何を考えているか、経営者の何を見ているか手に取るようにわかる。

社長の精神、根性が曲がっているか、正直か、そういうこと~ま、生き様とでもいいましょうか~は全て社員に伝わり、その会社のキャラクターを作っている。だから日頃社長が正直に生きているか否かは実は大変重要なことなのである。

そういう会社からは正直で真面目で要領は悪いが、決してお客様や世間を裏切らない仕事をする人間が育っていくと思っている。

また、社長は親御さんに対してその子供を預かっているのだから、会社の利益以上に、その人間が一人前になり飯が食えるようにしてやらないといけない、という義務を負っていると思っている。

だから仕事ができなくて会社に損ばかりを与える時期にも、歯を食いしばって面倒を見なければならない。

社長をそういう気にさせる人間とは、やはり正直で真面目な人間だ。仕事はできなくてもその素養があれば、タダ飯を食わしてでもモノにしてやろうという気にもなるもんだ。

かく言う私も、若い時、ただ無骨で真面目で正直なだけの男だったが、嘘やごまかすことを絶対にせず、努力だけは人の何倍もしてきたという自負がある。

だからこそ、そのつどそのつど所属する環境の中で、皆様にかわいがっていただき、今の自分に押し上げてもらえたのだと思っている。

また、社長は若手にとって、いつか頑張れば社長のようにたくさんの仕事をし、多くの施主様の信頼を得、いい仕事をして社会に貢献し、その結果、ベンツにでも乗れるようになるという、憧れの存在であらねばならないと思っている。情けない中小企業の親父では憧れようもないではないか。

若者が育つ会社でありたい。私にとって、若手は宝のように可愛いのだ。


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