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2012.11.07

現在古民家現場、佳境に入ってきました。

昨日も現場に行ってきました。

現在、再生中の現場、いよいよ大工工事が終わり、佳境に入ってきました。9割がた出来ています。しかし、ここからが大変です。様々な職種がフィニッシュを向かえます。しかも仕上げに近いところばかりなので気が抜けないのです。

特に私の現場は化粧ばかりで、気が抜けるところがありません。隠れるところがない仕上げは気を使います。細かい作業が続きます。

建具のデザインも毎度のことですが、最後まで迷いに迷います。いつもこれでよかったか?と出来上がって自分に問います。

全てにおいて迷う。

なぜ迷うか?それは私が欲深いからでしょう。ま、いいか、とか、これで、いいか、といかない。あらゆる選択肢、あらゆる可能性を全て潰して検討しないと気が済まない性格。

実際は、だいたい直感で決めている。それを大事にしている。最初のインスピレーション。

でも一応、これはありか?このパターンはどうか?と考えられうる全ての可能性を検討する。検討し尽くす。だから時間がかかる。

日建設計にいるとき、上司に言われた。「たとえデザインであっても、最初は直感で決める、しかし、その後はもう一度、理詰めで考えて、もう一度直感に戻れ」と。「直感だけで決めれば失敗する可能性がある。世間では失敗は成功の元と言うが、そんなことはない、我々の仕事は施主様の大事なお金を預かるのだ、失敗してはいけないのだ。」と。

出来た後、これでよかったか?と考えなくていい為に、しかしそれでも出来た後、これでよかったか?と考える。それでいい。

この仕事をする限り、永遠に続く。

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