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2013.05.30

占いや家相について

今日は以前にも話題にした占いや家相、方位について私なりの見解を述べてみます。参考になれば幸いです。

例えば、立春、節分。最近は巻きずしをある方向を向いて一気に食べる、なぞということをやっている方もおられるらしいですが・・・。これは誰が仕掛けたことでしょう?

我々の仕事はよく日取りを言われる。大安、友引、仏滅等は勿論のこと、三年ふさがりとか、三隣亡とか、節分明け着工とか、まあ、要は日が良いとか悪いとか。あとは、年まわりもよく言われる。厄年などもその一つで、建築、特に家を触るのにはいろいろなハードルがある。

勤めていた時分にはビルものをやっていたのであまり話題になることはなかったが、独立し住宅をやるようになってからは、しょっちゅう聞くことになった。鬼門だとか裏鬼門だとか家相についてもずい分と話を聞いてきた。

ま、正直自由にプランニングできないもどかしさがあった。田舎の人は家相を犯していたら、いくら住みやすいプランニングでもなかなか通らない。

どうやら南向きに座敷があり、南東玄関の田の字型プランで、北西の角に蔵があれば文句ないらしい(笑)。勿論、表鬼門(北東)、裏鬼門(南西)にトイレなどをもってきてはいけません。

ははあ、だから田舎の民家はほぼすべて同じプランなのか・・・と。

当初はなぜここまでいろいろな制約があるのかと、なんでも追及し、研究する性分の私は、独立当初、占い師や家相見になれるくらい研究をした。それはそれは徹底してやった。勉強した。それをやらないと業務に支障があった。勿論、15年前というのもあるが、岡山が田舎であることとも無縁ではないだろう。

本物の拝み屋さんや家相見、先生と言われる方々にも、高い授業料を払って勉強をさせてもらった。結果、私の出した結論は・・・・・

「全ての占いのたぐいはインチキである」

ということだ。よくここまでのインチキがまことしやかに統計学という「嘘」の元、延々と引き継がれてきたものだ。

「この位置に便所を設けたら、3年以内に一家の大黒柱のご主人が死ぬ」、だの、「今年着工したら、娘さんの命はないのう~」、だの、「そちらの方向へ引越せば商売は衰退の一途をたどり、命を取られるど~」など。

相手が一瞬でビビるようなことを「かます」のが彼らの常套句だ。気が弱い人なら信者になってしまう。そして当たればそれみたことか、外れれば「善行をつまれ、寄付をされ、運命が好転したのじゃ~」と。もしくは「それだけですんでよかったのう~本当は命取られるとこじゃったぞ」。

そしていかにも科学的根拠があるかのように言う。何が統計学か?

人が楽しんで家造りをしている時に、根も葉もないことで恐れさせ、台無しにする。それで抗議して詰め寄っても、一人として、一件一件調査し、サンプリング数を明らかにし、確かにこの方向に引っ越すと早死にした数が多い、と地域性を含めて調査したデータなど出してきた者など一人もいない。そのくせ、「これは数千年に渡って証明されている統計学なんじゃ」なぞと言う。

挙句に種明かしをしようとする、私にまで今度は「お前が死ぬ」とまで言う。これは脅しではないのか。彼らの特徴はいつも断定してくるところだ。これは名誉棄損や恐喝にあたらないのか?全く根拠もないことで断定的にものを言う。

全くこういう家相見や占い師は責任を取らない詐欺師そのものだ。社会悪でしかない。こういうものを信じている者もかわいそうで哀れに見える。

私がここまでの信念を持つにはかなりの自信と裏付けがある。調べずに否定しているのではない。具体的には言わないが、占い師や家相見の先生と言われる輩の本音を見抜いた瞬間が何度もあった。

彼らは占いを「生業(なりわい)」とし、「商売」としてやっているのだ。

私自身、理屈だけではだめで、確信が持ちたかったので、私の自邸や事務所、本社、引越しの方向、土地を買う位置、行事や役員登記、会社登記等の日取りなど、数十回に渡り、しこたま占い師に占わせ、わざと占い師の言った真逆を行い、仏滅に着工したり、三隣亡に棟上げをしたり、そちらの方向の土地を買えば半年以内に命を取られる(彼らは「命取られるど~というこの言い方がお気に入りのようだ(笑)」といわれた土地の購入など、10年以上に渡り実験してきた。

極めつけは男の厄年、しかも前厄年や後厄など3年にも渡り厄とやらが続くらしいが、今の事業を拡げるほとんどのことをその時期に行ってきた。私がどんどん建物を建てたり、土地を買ったりするものだから、周りがあなた厄なのに大丈夫?としきりに心配してくれたものだ。

そう言えば「小野コーポレーション」を設立した時もあえて占わせたら、字画がどうだとかいろいろと言ってくる。大変面白かったが、あえて3年以内に倒産し、私の命も危ないと言われる名前を付けた(笑)。

当然だが、あれから6年、不幸なことは何も起こらず、私も死んでいない。会社もすこぶる順調で、3年以内に倒産の憂き目にあうと占い師に言われた事業は大発展し、売り上げは倍増し、プライベートもいたって幸せだ。

なぜ彼らはそんな半年以内に死ぬというような根も葉もない「ただの嘘」を断定的に言いつけることができるのだろう。占い師とは気が狂っているか、本当にただの詐欺師かだ。

冷静に観てみたらいい。その占い師は幸せか?案外離婚してたり、肉親と死別してたり、相続問題で裁判を抱えていたり、健康問題を抱えたりしているものだ。それだけ力があるなら、自分自身を救ったらどうか?

結局、これは洗脳によると思うのである。誰でも「死ぬ」とか「不幸になる」とか断定的に言われるとぞっとする。その人間の誰でもが持つ恐怖心を利用して自分の言いなりにしてしまう。それで、やっている本人はそのことがわかってやっている確信犯だ。そして言われたものは潜在意識に深くそれが刻まれ、そのような方向に向かってしまう可能性がある。人間、聞けば気になるものだ。

私のようにそれに反して、嘘を暴くために世間的に言われていることの真逆をやって証明し、確信を得る、などということは普通しないだろうから、アドバイスとしてはそういう輩と関わらない、占い師などに自分の人生を聞いたりしないことだ。無責任な人間が好き勝手なことを言うだけで、自分の人生は自分の努力で切り開くものであって、人に聞いて判断するものではない。

「人間は弱いもので、聞けば気になる。だから聞かないことだ」。

占い師も「あなたこのままで全てオッケーですよ」と言っていたら商売にならない。ただそれだけのことだ。

占いに翻弄されている方がおられたら、少しはこんな考え方もあるのだ、と参考にしていただければ幸いである。

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