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2017.02.28

大きな古民家再生工事に着工しました。

先日、建築後100年以上経過した古民家の再生工事に着工しました。

民家としては、巨大な建物であり、由緒正しき建築です。特に妻側の矢切り部分の漆喰の細工、破風、そして腰瓦など、100年前の職人が最高の仕事をしています。

腰瓦は破損した時に、他に替わるものがないため、あらかじめ慎重に撤去し、保存し、ナンバリングして、補修してからもとの位置に戻し、再生します。

100年前に贅を尽くして造られた建築。はてさて、我々はそれに勝る仕事ができるのか?否、しなくてはならない。今まで大小合わせて100棟近い再生工事に取り組んできたが、いつも思うことである。これが新しい建物と違う所だ。過去の人の仕事に負けないようにという責任感。

当面、弊社の全スタッフが、この仕事にかかりっきりになるだろうし、ならざるを得ない。採算性はやってみないとわからないのが、これまた古民家再生なのである。私は一級建築士、いわゆる技術者であるが、会社経営者でもある。経営者としては辛い話である。新築のようにほとんど着工時に予算組ができるものではない。

そして採算が取れればいいというような仕事ではない。採算を度外視してもやらねばならないのだ。きちっとした仕事をして、先代よりも立派なことをして、お渡しせねばならぬ。

そうやって18年やってきた。採算性を優先したことはない。一級建築士として、技術屋としてやらなければならないことを、自分の信義におもんぱかってやり遂げてきた。

弊社ができて48年。建築事務所となって18年。

その伝承してきた技術と技の全てを投入して、やり遂げていきます。

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