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2018年9月

2018.09.22

ボランティアさんに感謝

ここ数日、毎日のように、5人以上のボランティアさんが来て下さっている。

水害後、何度かお願いしても、なかなか順番が回って来ず、自力復興でやってきた。それが一段落したのか、最近では毎日のように来て下さる。毎回人員は違う方なのだが、皆さん要領を得られていて、手際よく作業して下さる。

私の場合、建物が何か所か浸水したので、順番に復旧作業をしているが、一番遅れていた建物の、洗い、泥出しと、丁寧にやって下さる。

時間はだいたい午前11時くらいから午後14時~15時と短いが、なんせ多人数で来て下さり、大変作業がはかどり、本当に助かっている。やはり数は力だなあ、と実感する。

皆さん、有給休暇や、ご自分のレジャーや仕事をさし置いて、また他県、遠方から来て下さっている方も多く、本当に頭が下がる思いだ。

この御恩を直接はお返しすることはなかなかできないが、どこかで世の為、人の為に御恩返しを必ずしなければならないと、日々汗を流して他人の建物の復旧を無償で援助して下さる方の姿を見て、思う。

本当に感謝です。

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2018.09.08

朗報:小田川治水工事に500億円!5年で完成!

国と倉敷市は小田川の治水工事に500億円を投じることを発表した。

れを待っていました!!

実は先日、倉敷市長が官房長官と面談し、市長は小田川の付け替え工事を早めること、小田川堤防の強化を要望した、という記事が出た。

真備から離れた人や離れようとしている人が、また真備に安心して住めると思えば戻ってくる人もいようし、また真備へ住もうと思う人も出てくるであろう。

その一番の基本が、早急かつ強力な治水対策であると、倉敷市長も理解していて、それを政府に要望したと。

それに対して政府はまた、「善処する」的な、しゃくし定規な対応でお茶を濁していると思っていたが・・・・。

この度、テレビで大々的に報道されたので、これは事実であろう。

今回の水害で、真備町では、5000棟の住宅が浸水し、52人が死亡した。原因は小田川およびその支流の氾濫である。

これに対し、元々あった、小田川氾濫の根本的原因の解消、すなわち、高梁川との合流点を変える、付け替え工事の計画を、本来工期10年のところを工期5年を目標に工事するということ。

そして来年の梅雨までに、現状の土手を完全復旧させる、というもの。

勿論、水害が起きる前に、前回の水害から40年以上も時間があったのだから、さっさとやっておけば、今回の水害は起こらなかった。マービーふれあいセンターやいきいきプラザや井原鉄道なぞの無用の長物を作る間にやっておけば、52人は死なずにすんだ。マービーふれあいセンターがなくても、誰も死なない。

そして、今回のことも、災害後もっと早くに国や倉敷市が大々的に発表していれば、我々被災民の気持ちも少しは落ち着いたであろうに、と思う。

とはいえ、私は久々にいい話を聞いた気がする。

先日はただ現況復旧しかしないようなことを言っていたので、真備にいる限り、不安は払しょくできないと思っていた。

工事に10年かかると言われたら、その間にまた洪水が起こるのではないかと思うが、5年と言えば、それは起こらないとは言えないが、ずい分印象は異なると思う。

それまでの報道は、工期短縮で努力するということだったが、今回は500億円を投入して、5年以内に完成させる、という具体的なことができてきたので前向きに捉えている。

こういう情報こそ、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で大々的に報道されれば、住民も安心するし、風評被害の防止にもなろうし、真備が復興する一番の安心材料となると思う。

昨今の、どこぞの理事長や会長を見つけてきてはやり玉に挙げ、一般人の成功者へのひがみかやっかみか。そいつを引きずりおろしたって、自分の地位は上がりやしない。ただ留飲を下げたいだけのような、くだらない、馬鹿げた、どうでもいい話を延々と垂れ流す報道に何の意味があるのか。

もっと伝えなければいけないことはたくさんあるのではないか。

小田川治水、5年、500億円。

これで風向きは変わる、と強く思った。

今日はこのあたりで・・・。

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2018.09.07

日本はいったいどうなっているのだろう

西日本豪雨で私の住む真備町は大変なことになってしまいましたが、その後、台風で大阪、そして地震で北海道と、大災害が続いている。

大阪では私のいた「日建設計」が設計した関西国際空港が大変なことになっている。塩水と汚泥とどちらが大変だろうかと思わず考えてしまった。塩水もこれまた手ごわいのではないかと思う。

そして昨日の北海道の地震。

阪神淡路大震災をど真ん中で経験している私としてはその大変さを思うと身につまされる。地震は配管がやられるから、とりあえず、水がなかなか出ない。私は西宮にいたが、3か月以上、水の全く出ない生活をした。電気だけは復旧していたが、とりあえずインフラというインフラは全て分断された。

災害が起きた直後は、大騒ぎでマスコミや周りも騒ぐが、本当はそれが収まってからが、ボディーブロー的にいろんなことが効いてきて、本当に大変になる。私は阪神淡路大震災で経験済だ。

真備は急激に人口が減っていて、もう戻らない人も多数となってきている。要は病院も、スーパーも減り、なくなり、学校も復旧まで何年もかかるとしたら、たとえわがの家だけ復興しても、住むことはできないのではないか。できないことはないが、現代的でスマートでセンシティブな暮らしとはほど遠い。

そして、これだけの天変地異が起きる時代、小田川も大した措置を取らないとしたら、また同じことが起きる可能性がある。一度あの水の恐怖を味わったら潜在意識の中に刷り込まれている。

としたら、誰がこの地域に引っ越してくるか?また企業や個人も、誰がこの町に大きなお金を入れようとするだろうか?

この町が普通の街に戻るには少なくとも最低10年はかかる、下手をしたら、それでも元jに戻っていない可能性は高い。

せっかく人口が増加していた真備町も、これからは間違いなく高齢化し、過疎地域となる。新しい住民が、他から入ってくる理由がない。

今日で被災から丸二か月だが、大阪、北海道と注目は移り、もう真備について報道するテレビ、マスコミはほとんどない。

復興はこれからだというのに・・・・・。

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2018.09.06

匠たくみ~岡山のプロフェッショナル~記事をアップしました

先日、報告させて頂きましたが、山陽新聞で、私、小野明が、

匠(たくみ)~岡山のプロフェッショナル~

として紹介されました。

「小野コーポレーション」のホームページに記事をアップしましたので、

新聞をご覧になられていない方はぜひ、ホームページからご覧下さい。

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2018.09.05

誕生日に素敵な蘭を頂きました

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誕生日に素敵な蘭を頂きました。

お花に、ハッピーバースデーの文字とスワロフスキーばりの飾り物が!!!

そして包装も、私の大好きなゴールドとブラックの組み合わせ!!

感動しました!

今まで、ことあるごとに蘭やお花は頂いてきましたし、贈ることもしばしばですが、これほどゴージャスで、素敵な蘭は初めてです!

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一階に置かず、いつも自分が眺められる社長室へ飾らせて頂きました。

本当にありがとうございました。

ちなみに私の誕生日は、9月1日、防災の日です。

関東大震災があった日ですが、そのおかげ?か、

阪神淡路大震災火災、この度の大水害と、今までフルコースで経験をさせて頂きました。

ありがとうございます(笑)。

なかなかそういう人もいないかな、と思っております。

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洪水後の汚泥の消毒方法

洪水後の建物は一見綺麗に見えるが、壁の中、床下は、ヘドロ、汚泥で、見るも無残な状態になっている。

これは高圧洗浄機で何度も何度も洗うが、実はそんな程度で落ちる代物ではない。

この汚泥は、油や汚水やありとあらゆる汚いものが、混ざりあってできた、日ごろはお目にかかることのない、そして嗅いだことのない臭い、鼻をつく、異臭のする、稀有な「汚い物」である。

なんとかこれを極力綺麗にしたいと、誰しも思うであろう。

構造材を傷付けないように、丁寧に壁や床の内張りを撤去する。その後、洗浄、消毒、乾燥となる。

弊社、本社ビルは一階部分が浸水したが、今まで高圧洗浄で3回洗った。それでも落ちず、たわしで2度、3度、全ての壁や床を擦り洗いした。それでも完全には落ちない。

そして、一般にすすめられている消毒液「オスバンS」で二度消毒した。

それでもなかなか臭いは落ちてくれない。

そこで、登場したのがなじみ深い「キッチンハイター」である。ご存知の通り、これは木のまな板でも完全に除菌でき、また風呂にはびこる強力なカビも一発で綺麗になる。

ホームセンターで10本程度、液体と泡のキッチンハイターを買ってきて噴霧。噴霧だけではだめで数時間放置した後にたわしで擦る。

これを繰り返す。

ある程度これで菌が死のうから、臭いもだいぶ軽減される。

ここまでしておいて、その後は、乾燥の為、最低一か月以上、放置だ。

石鹸や洗剤で擦ることも考えたが、香料が入っており、その臭いが逆に残るのを嫌った。キッチンハイターは直後はすごい臭いだが、その後は完全に無臭になる。

色々と試してやってみるが、この苦労を考えたら建て替えたほうが早くて楽な気もするが、外観や二階以上はいたって綺麗で、元のままなので、己の作品でもあり、思い入れがある建物故、やはり「なおそうか」、という選択になる。

ただ、今後とりあえず現本社ビルを再生してみて、どうしても気に入らないなら、別の建物を建てようと思っている。

実はもう図面も引いてある(笑)。

誰よりも綺麗好きで、完璧主義の私が、これだけ完全に、洗浄・消毒をしたのだから、乾燥させれば、案外に臭いは退散しているかもしれない(笑)、と、期待している。

結果は最低一か月後だ。

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2018.09.04

無用の長物「井原鉄道」

この度の水害から、井原鉄道が全線開通したそうな。

だいたいこの井原鉄道は必要か?

それはどんな施設でも、利用している人がいる限り一部の人には必要なのだろう。要は対費用効果だ。そして税金を使うならあまねくその効果が、できるだけ平等に納税者に還元されなければならない

「井原鉄道」は、莫大な血税をつぎ込み、作る必要があったのか?私は、無用の長物「マービーふれあいセンター」と並び、まさに無用の長物「井原鉄道」と高らかに宣言しよう。

真備近辺を車で走ると、一種異様な光景に出くわす。細い細いコンクリートの高架橋が延々と続く。そしてその上にはたった一両だけの電車が行く。こんなど田舎に、モノレールか?とか、のどかでいいなあ、とか言う問題ではない(笑)。

バスで充分ではないか?ではないか?ではなく、

バスで充分だ。

バスならバスが数台あればいい。道路はすでに税金で整備されている。費用はかからない。

なぜあれだけのバカ金を突っ込んで、あれだけの高架を作り、一両編成の電車を通す必要があったか?政治家の自己顕示か役人の仕事作りか?

そんなことに金を使うならなぜ小田川の土手の整備、小田川内の樹木の伐採をしなかったのか?井原鉄道は利用するごくごく一部の住民の利益にしか供さないが、小田川の土手を補強しておけば、ほぼ全ての住民の利益に供した。

この近代国家において、あんなあり得ないほどの洪水を起こし、51人もの町民が死なずにすんだ。

今、ぼう大な数のダンプが毎日のように小田川土手内に入り、樹木の伐採、整備をしている。それはそれは突貫工事並みの総力だ。

小田川内の樹木の伐採をしていなかったことは、今回の洪水には影響がなかったと倉敷市はのたまった。

そうおっしゃるなら、影響がないなら、放置しておけばいいではないか?なぜ今必死でやっている?これは図らずも倉敷市が小田川の治水、管理を放置していた結果、今回の水害が起きたということを、自ら証明していることになろう。

真備町が倉敷市になり、倉敷市の職員が真備へ送り込まれてきて、我々が今まで、町役所の許可の中できちんとやってきたことを、

「そんなことは知りません、倉敷市の基準に合わせて下さい」

と、しゃくし定規な行政指導をしてきた糞役人。

役人。

己らがやることは、税金を払っている、住民に対して、側溝の位置や形状がどうのとか、配管の基準がどうとか、どうでもいい重箱の隅をつつくようなことを高い給料をもらって言うことではなく、市民の人命を守ることであったことを思い知れ。

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