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2018.10.17

分別回収という行政の愚~行政のご都合主義~

真備町には毎日多くの建設関連業者が入るようになった。内装の撤去・洗浄作業が一段落し、昼間も人っ子一人いないような状態が続いていたが、ここにきて、一気に騒がしくなった。

新築を決めた人は、早々に全撤去し、早いところは、基礎工事が始まっている。また改修でいく人も、多くの業者がリフォーム工事に取り掛かっている。

ダンプやトラックが行き来し、落ち着いて住めるような状態ではない。真備に再び住むと決めている人も、一年くらい後でないと環境は騒がしく、住める状態にはならないと思う。

多くの解体業者が全国から集まっている。5000棟が浸水し、そのうち4000棟程度は全壊。そのうち1500棟くらいが解体されると予想されている。

私自身も、私の所有する4棟の建物のうち1棟は解体、3棟は只今、乾燥中や改築中である。周りを見ていても、やはり古い建物は解体となり、築年数の浅い、比較的新しい建物は再生という場合が多い。

ただ、未だに、全く何もせずに、否、できずに、ただ放置されているだけの家が圧倒的多数を占めている。

阪神淡路、東北大地震、そしてこの度の西日本豪雨。全ての被災地の解体に従事してきたという解体業者に話を聞く。

阪神淡路、東北の地震では津波で浸水した建物の撤去は、分別などぜず、とりあえず早急に復旧が進むように、捨てさせていたという。

私は実体験しているが、阪神淡路の復旧はそれはそれは見事に早かった。

分別は大変な手間を食う。撤去時に分別していては、一棟の解体に一週間から10日もかかってしまう。分別しなければ、2、3日で終わる。

真備での解体は玉島のE地区に捨てるのだが、完全に分別しないと捨てささないという。

多くの解体業者から話を聞いたが、

「被災地のことを全く考えていない。こんなやり方をしていたら復興は全然進まない」

「行政はまた後で分別する費用が惜しいから、民間の段階で分別させている、復興のスピードは後回しだ、民間にまた無理を押し付けている」

「なぜ、とりあえず撤去だけ早くして、分別はあとでしないのか。後で別費用でやればいいではないか」

と、口々に文句を言っていた。

文句である。文句を言えばいい。

とぼけた行政には我々民間は、徹底的に文句を言わねばならないのだ。

それは、きちんと分別回収したほうが良い。行政の手間は省けるだろう。しかし、今は非常時ではないのか?

我々被災民は現在も非常時だが、行政はもはや、わずか3か月でルーティンに入ったのか?(笑)

地方にはなんの関係もないくだらない東京だけのオリンピックなどやめて、被災地の復興に税金を回せばいい。オリンピックなど東京だけが盛り上がっていて、我々地方の人間には何の関係もない。ただ単なる、税金の無駄使いでしかない。

国家は、国民の最低限度の生活を守る義務がある。被災地では多くの人がまだ仮設や借り上げの劣悪なアパートにいる。国家はその義務を果たしているか?

莫大な血税を巻き上げた上で、更に消費税を上げるのを決断されるのは結構だが、それだけの見返りを国民に与えているか?糞役人や糞政治家に贅沢をさせるために我々民間は額に汗して働いているのではない。

特に糞警察は、我々の税金で飯を食っておきながら、何の罪もない人間に偉そうに説教をのたまう資格などないのである。

・・・いつもように、話はそれたが・・・(笑)

全国の被災地を渡り歩いてきた業者の目から見ると、岡山、倉敷、真備のやり方は、まどろっこしく、滑稽に映ったようだ。

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