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2020年5月

2020.05.16

イオン再開に思う

緊急事態も解除され、一気に日常が戻ってきた気がする

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岡山でも百貨店がやり始め、身近なイオンも今日から再開するとの事で、早速行ってみた

私は無類の映画好きで、家ではもちろんのこと、コロナ前はどんなに忙しくとも、月に4、5回は映画館で映画を観ていた

もっぱらイオンの映画館で

もうどれだけ通っただろう 映画には助けられてきた

建築の発想に行き詰まった時にも、映画を観ながら、打開策を思いつく事も多々あった

デザインのヒントをもらう事もある

映画館には、別世界が広がっている

映画は文化なのだ

倉敷のイオンは、私の住まいから、車ならわずか10分もかからない

メンバーなので、わざわざ映画館から再開のお知らせがメールで届いた

本数が減ってはいるが再開していた

また、もう少し落ち着いて、時間が取れる時、いい映画を観たい

イオンを歩きながらふとこの感情は最近味わったような? 

西日本豪雨で被災して、真備町内のスーパーが再開した時、店内を歩いた時の感慨

日頃当たり前に出来ていることは、当たり前ではない それは、不合理に日常が奪われた時に初めて気付く

その前にはなかなか気付かない

当たり前の事が当たり前にできることの奇跡

西日本豪雨から復旧し、日常が戻ってきて、忘れかけていた

当たり前の日常が、当たり前に今日もあることにこそ、感謝しなければいけないことに改めて気付かされた

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新しくできたお店に入ってみた

冷たい緑茶が心地よい

気まぐれにふとカフェに入り、お茶をする

こんなごく些細な事も、出来なくなれば、それが幸せだったことに気付く


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2020.05.07

自邸のオープンデッキで一時の寛ぎ

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ステイホームの中、自邸のデッキでひととき、くつろいだ

自邸。

自分で設計した家に住む、というのは、建築家としては1つの最初の夢である

去年の今頃は、水害で被災し、1年たってもまだ自邸は復旧ならず、連日の作業で、くつろぐどころではなく、まさに毎日が死ぬ思いだった

夏には作業中、熱中症になりかけた

それを思えば、家にいる、いいじゃないですか!これほど安楽な事はない

同じ季節でも置かれている状況でこんなにも世の中が違って見えるものか

コロナ自粛でしんどいとかなんとか、、、

あの災害復旧のヘドロの中を駆けずり回ったことを思えば、自宅にいる、なんて屁でもない

完全復旧した自邸で、この最高に気持ちいい、五月の風に吹かれながら、昨年の今と、天国と地獄をかみしめた

コロナで家にいる

結構じゃないか!

家があるだけましだ

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2020.05.04

コロナのせいで、お気に入りのホテルが倒産してしまった

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私は、独立・起業する前は、「日建設計」という世界最大の設計事務所に勤めていた

大阪本社設計部(当時)に7年務めていたので、大阪は大分に次ぐ第3の故郷である

その関係で関西の地理には詳しく、友人、知人も多いので、岡山に帰ってからも、たびたび大阪に行くことがある

一時期、琵琶湖を大変気に入り、月のほとんどを琵琶湖に滞在していた事もある

ほとんどが「琵琶湖ホテル」を定宿としたが、時にこの「ロイヤルオークホテル」を利用する事も多かった

スタッフの対応も良く、値段も手頃なのに、建築は私好みのゴージャスそのもの

いかにして、このフェイクな造形を作っているか、叩いたり、押したりして笑、研究したものだ

もちろん、現代に西洋の古城的なデザインをするのに、レンガを積んで作る馬鹿もいないだろうから、(小規模ならありえるが、こんな大きなものは構造的にも難しい)当然、模造、フェイクとなるが、よく出来ているし、お金もかかっている

決して陳腐ではない


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レストランで出てくる、食器も本格的であったし、ナイフとフォークは本物の銀製で、いつも感心していた

もちろん、料理も満足いくものを提供していた

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それなのに、、、

コロナの影響で倒産

これだけの施設は巨大過ぎて維持費も大変だったであろうことが想像できる

災害復旧も終わったし、このコロナ騒ぎが収束したら、また行ってみようと思っていただけに

スタッフの方は、皆さん、よく気が付き、教育された、とても愛想の良い、気さくで親切な方が多かったが、、

全員解雇、との事

残念だ



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2020.05.03

阿智神社に登る 倉敷を見渡す

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久しぶりに阿智神社に登った

子供の頃はこの石段で、ジャンケンをして、競って登った懐かしい場所だ

倉敷中心部に住まう幸せに浸れる場所でもある

コロナ騒ぎのせいで、行くところがなく、散歩していると、同じような人たちに多く出会う

少し汗ばんで、5月の風が心地いい

そしてこの景色だ

倉敷の街は美しい こんな街は他にないと思っている 江戸時代の建物、明治、大正、昭和、西洋モダン、ポストモダン、様々な歴史的な建物が混在しているにもかかわらず、それが絶妙に調和している

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今日も連休中日にも関わらず、観光客は全くいないような状態 

会うのは私のように運動不足解消か、する事がないのか、ステイホームに飽きたのか、そういう人だけだ

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美しい倉敷川の景色

一年で今の時期が一番散策にいいし、柳の緑も美しい時期なのに、、、

ただ私としては、ありがたい

こんな、ある意味で、自然な景色に、本当に、江戸時代の人間になったつもりで歩く

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私の祖先は武士であったが、江戸後期には、木材問屋となり、高梁の奥から材木を切り出し、この倉敷川を使って出荷していたときく

ちょうどこの美観地区の辺りが最終の荷揚げ場所となり、多くの蔵が建ったわけだ

ずいぶん成功し、豪商となり、貴族院議員まで務めた者もいた

しかし、その後先祖は大没落して、相当な辛酸を舐めたようだ

私がこの辺りに愛着を感じるのは、幼少の頃生まれ育ったからだけではなく、そのような祖先から引き継がれたDNAが心地よく感じるからなのかもしれない

最近は、真備の本社は幹部に任せて、私はほとんど倉敷の拠点にいて、倉敷事務所で仕事をしている

縁もゆかりも愛着もない真備の地にいるのとは精神衛生上も全く違い、倉敷にいると、仕事もはかどり、新しい発想も湧くのだ

仕事は、自分の心地よい場所でするに限る

 

 

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